「目」

「貝」 F3号

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― 展覧会をおえて ―

よくある話です
僕は人と話をする時にいつも思うのです
同じ話題を話していても相手が思っている事は少しずれている
または全然違う事をみている
それは人以外の動物に関しても同じなのです
一般的に動物は人よりも知能が低いとされていますが、ぼくはその動物達が何を見て何を感じているかがとても気になるのです
人は話す事でそれを少しは理解することができるのですが、言葉が通じない動物達とはそれができません
動物の目をみつめる時、それは動物の目を透して自分達人間をみる事に近いと感じました
そんな思いでこの作品を制作しました

江口暢弥 

 略歴

1970 三重県に生まれる
1996 多摩美術大学大学院美術研究科修了

 画歴

1993 財団法人日本交通文化協会 国際滝富士美術館賞受賞  

1997 現代美術小品展出品
    臥龍桜日本画賞展出品

1999 日常美術館展(東京 世田谷区民ギャラリー)
           (名古屋 名古屋市市民ギャラリー)

2000 CUE ! 展(渋谷 ギャラリー・ルデコ)

2001 個展 (銀座すどう美術館)
    
たまたま3+1日本画展[アニマオ](銀座松坂屋)